めッッちゃ好き!
「ただいまぁ~」
プーコは猛ダッシュで飛びついてきた。
『ワンワンワンワン!!』
ごはんちょうだい!っていってるっぽい。
“プーコのもの入れ”からエサをとる。
「あれぇ。もうないじゃん。昨日で終わりだったんだぁ」
しょーがない。買いに行くか…。
めんどくさいなぁ。
と思いつつあたしはペットショップに向かった。

『ありがとーございました!』
プーコのエサを買い、お昼を買いにコンビニへ行った。

「うはぁ。あったかい」
今日は春なのにすんごく寒いなぁ。
どのおにぎりにしよっかなぁ…。
    
・・・ドンッ
「!!??すいません!!」
おにぎり選ぶのに夢中だった…汗
『あ。今日つっこんできた人だ。」

…はい?だれだっけこの人…。

「えっと…誰ですか…?」
『えぇ~覚えてないとかさりげショックなんだけど。同じクラスじゃん。』

あ。朝話しかけてきた人かぁ。
顔ちゃんと見てなかったけど、ホントだ。かっこいい…かも。

「あ~…えっと、どうも…」
『へんなあいさつだなぁ。笑 名前、なんてーの?」

ひぃぃぃ…。困ったぞあたし!男子に名前聞かれた!

「あ。伊津美…眞季。」
『俺は野田隼(のだ じゅん)。忘れんなよ。笑」

いや。悪いけど絶対忘れると思う…。

「じゃ、これで…。犬、待ってるから。」
『あ、犬飼ってんの?俺もだよ。種類なに??」
「マルプー…マルチーズとプードルのミックス。」
『ミックスとかカッコイイな。俺のはポメラニアンだよ。」

ポ…ポメラニアン!?
あたしが一番好きなわんこだよ!
見たい~…けど…無理。頼めない。

『明日写真みしてくんねぇ?ミックスってどんなのか見たい』
 
!!ポメちゃんの写真見れるチャンス??


「わかった。じゃあえっと…野田くん?のワンちゃんのも…」
『はいよー。それじゃ。』

そういって野田くんはコンビニから出ていった。

< 4 / 85 >

この作品をシェア

pagetop