めッッちゃ好き!
杉「え!?誰よ!?教えてよ」
野「誰でもいいじゃん。別に。お前に教える筋合い、ないしね。てかそのうちわかるっしょ。一緒に帰るし」


一緒に帰るの…?
…嬉しぃぃぃ♪
喜ぶトコ、間違ってる?
でもいいや。とにかく嬉しいもん。


杉「えぇ~。教えてよぉ。知りたぁい♪」
野「無理」


野田くんはそれだけ言って友達のところへ行った。


杉「…さいあく。野田に彼女できちゃったとか。まぢねーよな。渡本。」


おいおい。
野田くんの前でのキャラと全然ちがうじゃん。


渡「ホントですね。野田カノ、どうますか?」
杉「もち。イジメよっか」
慥「バレない程度に?」
杉「そ。バレたら大変だもんね」
山「いいですね。それ。あたし賛成」
渡「あたしも賛成です」
慥「でもバレたらどうするの?」
杉「大丈夫だって。あたしにまかせな」
慥「てかホント誰なんだろうね。野田カノ」


野田カノ、ここにいます。
…どうしよ。めっちゃこわいよ…


奈「眞季。大丈夫だよ。あたしたちがいるから。野田くんもいるし」
 「ありがと奈央…ねぇ、野田くんに言ったほうがいいかな…」
光「なんか漫画みたいだね。妬まれてイジメられるとか、彼氏になかなか言えくてさ。でも眞季、野田くんに言っときなね」
 「うん…でも自分で言うって…キモくない?」
絢「そんなの気にすんな。あたしも孝輔に何度も頼ってるけど全然大丈夫だよ」
 「そっかぁ。うん。言ってみる」


いつのまに時間は流れ。
あと5分で下校時間…



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