めッッちゃ好き!
ついたのは校舎裏。
絶対リンチされるっしょ。
まぁいいや。そんなもん我慢する。
あたしが野田くんの彼女だもん。
引き下がってたまるもんか。


 「言いたいことって?」
杉「わかってるくせに。今すぐ野田と別れろよ。このあたしが狙ってんだから」
 「なんでそんなこと言われなきゃなんないの?杉下さんにはすっごく関係ないと思うんだけど」
杉「っっふざけんな!」


ドン!!
杉下に思いっきり壁に押された。
痛っっ!
なにコイツ。マジうざい!

 「いったいなぁ!なにすんの!?」
杉「お前調子乗んな!ブスのくせに!」


そう言われた瞬間、プチっとなにかがキレた。

 「…ブスにブスって言われたくねーよ!!てかどっちが調子乗ってんだよ!!お前だろブス!!ブリッコすんなブス!!マジキモイ!!野田くんに近寄んないでよブス!!超ドブス!!!」


ブスってコトバを連呼したのが効いたらしく、杉下は他の3人に命令した。


杉「ねぇ…こいつ思いっきり痛めつけよ」



杉下のコトバと同時にあたしは思いっきり地面に押し付けられた。
あー制服汚れるーーーー!!!

ってのんきなこと考えてる場合じゃないって。

そのとき、向こうから足音が…
怒りすぎて興奮してる4人には聞こえてない。
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