めッッちゃ好き!
 「じゃーまた明日ね」
奈「うんじゃーね。鷹広、帰ろ」

下校時間になった。
奈央は田中と。
あたしは野田くんと帰った。
説明しなくてもわかるよね。笑


野「今日は朝からキレたから疲れた!」
 「その発言、ありがとって言ってほしいの?」
野「あ、わかった?笑」
 「野田くんなんでも遠まわしにいうもん」
野「よく知ってんじゃん。もしかして告る前まで俺のストーカーでもしてたのか?」
 「し、しないよ!バカ!」
野「おやぁ?動揺しただろ?」
 「してません!」


野田くん彼氏になったとたん、
Sになってません??気のせい?笑
そんなくだらん話をしてると…
前に誰かたってる。
…杉下だった…



 「の、野田くん。あれ…」
野「ん?…うわ。なに?キモイんだけど」
 「ど、どうする?あそこ通り道だし…」
野「いいよ。無視して歩くぞ」
 「う、うん…」
野「そうだ。見せしめに手、つなぐ?もうお前の友達も手つなぎ経験者だし。俺らもつなごーぜ」


!!!!????
は、はいぃぃぃぃ!???
…むりむりむりむり!!
あたし心臓発作で死んじゃうよ!


 「ちょ…っと早いんじゃぁ…」
野「イヤ?」
 「イヤってわけじゃないけど…」
野「じゃーいいじゃん。では!」


では!じゃなくて!
…って言う前に…

ぎゅっっ


…みたいな…


< 68 / 85 >

この作品をシェア

pagetop