めッッちゃ好き!
『…あいつもしつこいな。マジうざい』
「ま、まぁ…謝ってくれたし、あたしはもう許すかな。…野田くんに近づいたら別だけど…って!あたしなに言ってんの!?」
『そんくらい俺のこと想ってくれてんだな』
「…は、はぁ…なんかその発言ナルシー♪」
『なぁ。眞季でいい?』
 

は?なんですかいきなりこの人は。
眞季でいい?って…
!!!!???



「え。う?あ?」
『混乱すんな。名前で呼んでいい?ってこと』
「それは誠に光栄なのですが…わ、わたくしごとで恐縮なのですが、それはちょっとハードルが高いのでは…あの、その、ゴミョゴミョ…」
『どっちだよ?いいの?いけないの?』
「全然よろしくてございます!!」
『また日本語、おかしいです』
「だ、だって…」
『眞季のそーゆーとこ可愛い』



即死。今のコトバNGですよ。
そのかわゆい笑顔つきでさ。
あたしそういうのダメ。
すぐきゅぅぅぅんってくる人なのさ。


『おい。大丈夫か?また死んだか』
「だぁいじょぶでぇす…」
『ったく…じゃ、お前も俺のこと“隼”だからな』
「え…う、うん」
『やけに素直だな』
「え、だって呼びたいもん…」
『そっか。…俺今スゲー嬉しいの。何でだろうね?』

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