桜華乱舞 〜蒼き月夜に永遠の誓いを〜
「待て、なんだその態度は!!」
………またか
担任の怒鳴り声に止められ、私は歩くのをやめる。
この担任はなにかと私の言動や行動にいちいち口がうるさ過ぎる。
私は大きくため息をつくと、先生の方を振り返った。
「私はただ礼を言ったつもりですが、何かご不満でも?」
私は出来るだけ苛立ちを感づかれないように尋ねてみる。
こんなこと、聞いても無意味だと知っていながら…
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