マジ恋
そのあと、練習に集中できるはずもなくコーチに言われ家に帰ってベッドでゴロゴロ。
それでも、落ち着くことなんて出来なくて1人誰もいない家で叫んだりもした。
でも、結局は桐島ちゃんと先輩が肩を並べ帰る姿ばかりが浮かんで
ギュッと胸が鷲掴みされた感覚になった。
桐島ちゃんの笑顔。
俺じゃなく先輩に向けられていたことに腹がたった。
別に付き合ってるかどうかなんてわかんねぇけど
二人のことが気になって…
イライラする
そしてそのまま、朝を向かえた。
くっそ…
「くまできてるし」
学校に行く気にもなれない。
サボろうかな…
そう思ってまたベッドにゴロンとした瞬間
桐島ちゃんの顔を思いだし、無性に会いたくなった。
やっぱ、俺桐島ちゃんが好きだわ…