マジ恋

そのあと、練習に集中できるはずもなくコーチに言われ家に帰ってベッドでゴロゴロ。


それでも、落ち着くことなんて出来なくて1人誰もいない家で叫んだりもした。


でも、結局は桐島ちゃんと先輩が肩を並べ帰る姿ばかりが浮かんで


ギュッと胸が鷲掴みされた感覚になった。


桐島ちゃんの笑顔。


俺じゃなく先輩に向けられていたことに腹がたった。

別に付き合ってるかどうかなんてわかんねぇけど


二人のことが気になって…

イライラする


そしてそのまま、朝を向かえた。


くっそ…


「くまできてるし」



学校に行く気にもなれない。


サボろうかな…


そう思ってまたベッドにゴロンとした瞬間


桐島ちゃんの顔を思いだし、無性に会いたくなった。


やっぱ、俺桐島ちゃんが好きだわ…




< 37 / 164 >

この作品をシェア

pagetop