マジ恋


あー、わかった


桐島ちゃんが好きなんだな。



コイツ…


でもな、「桐島ちゃんは俺がもらうから」


相手がお前だろうと


先輩でだろうと



桐島ちゃんだけは、俺がもらう。



「じゃ!」


そう言うと、


「いやー」と叫ぶ女子たちと


ガクガク震える副委員長を置いて教室を出た。





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