マジ恋
ガラッ…ー!


マネージャー室から出ると先輩が待ってくれていたみたいで壁に背中を付け座り込んで眠っている先輩がいた。


先輩の寝顔は、あどけなくていつも以上にドキドキした。


カッコいいていうか、可愛い。


そうこうしているうち、「ん…」と少し声を出し先輩は目を開けた。


「あのっ、片付け終わりました」


そう言うと先輩は、ニコッと笑って「一緒帰ろうか」と言ってきた。


ドキドキ…


ヤバいよぉ


寝とるときの先輩といつもの先輩のギャップにドキドキしながらあたしは小さく頷いた。




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