スキだから。
―1週間後。







尚樹とのメールは毎日続いた。




毎回、バカみたいな事で

1時間はメールしてた。













「…美・紗★」









空を見てたら机から顔を出してる


泉と鈴に気付いた。












「…何…???」

「何ぢゃないでしょぉ★
ウチらに隠しちゃってぇ♪♪♪」

「え、何の事???」







本気でわからなかった。





言葉の意味が。












「もぅ〜★隠し事は無しよん♪♪
な・お・き・君の事〜☆★」

「………ぇ………???」











何の事???













「何の事???」

「そろそろ薄情しな!!
もうこっちは知ってんだからね!!」

「何の事???」

「だぁかぁらぁ!!!!!
尚樹君と付き合ってんでしょ?!」

「………は………?!」












口を開けてた。









「…もぅ…照れちゃって★」








はぁ………?!
< 15 / 22 >

この作品をシェア

pagetop