スキだから。
「…お腹がどーした???痛い?」





あたしは無言で頷きまくった。




「…ん〜どーする???
智喜ん家まで10時チョイ。
大丈夫???」





私は無言で頭を横に振った。



「…ぢゃーあ…★尚樹君家行く…?」

「…?!?!」




何考えてんだ…?!


泉の顔が……怖い。


笑ってるってゆーか、、にやけてる?


とにかく怖い。



「……な…にか…がえて…」

「…えぇっ?!そんなに行きたい?!
しょーがないなぁ★連れていってあげるよん♪♪♪」




私が言語を発せないのを良くして


勝手に話しを進めてる。



悪魔だ…大魔王だ……



「…えぇーっと……。」


今度は何をするんだ、大魔王。




プルルルルル.



プルルルルル.




もしかして…



電話してるけど相手は…




尚樹……?!




「…あー尚樹君?!」



やっぱり。



泉がやけに大声で彼の名を言う。



「…あーもう家出た??…えっ★
まだ出てないんだぁ♪♪」



そりゃそうだ。



まだ待ち合わせの時間より

30分も早い。



「…それがね、美莎がぁ、、〜〜〜(省略)なのー。
で、智喜ん家より尚樹君の家の方が
こっから近いわけよ。
だから今から美莎お邪魔しちゃっても
OKィ?」



え、どこからそんな事に?




プツッ





大魔王の電話が終わった。
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