リベリティーファミリー
掛け布団、敷布団と上げていき、最後に枕を乗せてました。

すると、枕が落ちて夏昼の顔の上に乗りました。

しばらくは、おとなしかった。夏昼でしたが、次第に呼吸が苦しくなったのか暴れだしました。

そして、布団の山を一気に飛び上げて夏昼が起き上がりました。

「とーおるっ!」

「あれ?なっちゃんどうしたの?」

「お前、兄貴を殺す気か?」

夏昼は透の頭をわしづかんで怒っています。

「おーい。みんな飯だぞ」

食事の準備が出来たと夜昂が呼びに来ました。

「ん?誰だ!布団を散らかした奴は!」

夜昂の眉間に皺が寄りました。
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