★暴走族の紅一点★
腕が引っ張られた事に
驚いていると
上から
「姫華も乗るだろ?」
と口元の端を
二やっとしながら見ていた
のは竜だ.....
「優ちゃんも乗る?」
「は、はいっ///!!!」
(あっ優も乗るんだ
.......良かった)
と思っていると周りが
ざわつき始めた...
「なんで!?!?」
とか
「ずるーいっ!!!」とか..
((なんか乗りにくい...))
「竜...私いーよ」
「なんで?」
「だって...どこも悪くないのにみんなに悪いよ...」
「ふ〜〜ん....
そんな事言ってんと...
乗らなかった事に後悔すんぞ?」
「え....?」
「乗る車見てみろよ」
車をじっくり見てみると
一般人が乗れるような
リムジンがあった......
「.....乗るよな?笑」
「.........はい」
好奇心に負けた私を
声を押し殺して笑う竜
一睨みをして渋々
車に乗るのであった....
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