★暴走族の紅一点★
★姫華★
早く...!!早く...!!!
竜に逢いたい!!!!
「運転手さん!!!
飛ばして下さい!!!」
運転手に無理言って
早めに着いたのは
外にいっぱいバイクやら
高級車が止まっている
見知らぬ倉庫だった....
「お兄ちゃん、ここ?」
「...あぁ」
(姫華の奴...自分の気持ちに
気付いたからって.....
俺が竜に殺されるだろーが)
お兄ちゃんの心の声は
虚しく姫華には聞こえない
そして....
お兄ちゃんが倉庫のドア
を開けると
そこには....
白の特攻服を着た
竜が立っていた
.