ちょいとしたドロドロ物語
しかし腑に落ちない点もある



まず意味ない嘘の数々がなんなのか


実際みてるとヤバイくらいすごい



ホントにミホの口から出ることのほとんどが嘘なのだ


まず初めて会った日の女の子を呼んでいたあれからもうミホのフリだった


それからも店の中で誰かと電話したフリ


腹を押さえて具合悪いフリ


体に力が入らないと言い立てないフリ


なんだこいつは


心配してほしいのか


ここまで来るとやっぱり異常だ


そんなミホの不審な行動に


店の女の子たちも薄々気づいてきていた


「ママの嘘電ウザイよね」


「てか具合悪いフリしてないで仕事してって感じ」


などと徐々に俺にグチって来るようになっていた



店の女の子の世話も全て俺がしてたので


俺に対しての信頼は絶対だった
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