私は大事なそっくりさん
こんな時に限って、時間はあっという間に過ぎる。
でも言っちゃったからには、話しかけるくらいしなきゃ。
HRもすぐに終わり、あっという間に放課後。
下駄箱で2人に両肩を叩かれ、
「「ガンバ!! 」」
もうこの人達は、応援団長とかすればいいんだよ。
苦笑いを浮かべて二人手を振った。
……てか、涼さんは家にいるのかな?
いないといいな。
なんて思ってしまった私。
…だけど足は勝手に家路を辿る。