永遠に…
約束
きゃはは
「あ、日向~毬が飛んでっちゃう~」
「も~、椿ちゃんが飛ばしてんじゃん!」
「ごめんなさ~い!」
僕たちが12歳のころ
何も知らない僕たちはただ笑っていた
「椿姫さまー?」
「あ、椿ちゃん、先生が呼んでるよ~」
{椿は一応姫なので先生に作法を習ったりしていた}
「今日の練習はお休みでしょ―?」
「あ、姫様。こんな所にいたのですか?今、姫様のお父様がお帰りになられましたよ。」
穏やかそうにしていた先生はきっと目を吊り上げて
「姫様!女の子がそんなに走りまわって!ほら!着物に砂が付いてるじゃないですか!!…まったく!それから日向!あんたって子は…どんだけ姫様を危ない目にあわせるつもり?まったく、親の気持ちにもなってちょうだいっ!」
一息にすべてを言った先生は深呼吸してまだ続けようとしたところ日向に
「母さん…うるさい……」
と言われてしまった
{ちなみに先生は日向ママなのです}
「うるさいはないんじゃない?ねぇ、姫様」
「そーよ、日向っ。先生に謝んなさいって」
「あ、二人してずりぃ―!」
ぷっと三人で顔を見合わせて笑い出した
「あ、日向~毬が飛んでっちゃう~」
「も~、椿ちゃんが飛ばしてんじゃん!」
「ごめんなさ~い!」
僕たちが12歳のころ
何も知らない僕たちはただ笑っていた
「椿姫さまー?」
「あ、椿ちゃん、先生が呼んでるよ~」
{椿は一応姫なので先生に作法を習ったりしていた}
「今日の練習はお休みでしょ―?」
「あ、姫様。こんな所にいたのですか?今、姫様のお父様がお帰りになられましたよ。」
穏やかそうにしていた先生はきっと目を吊り上げて
「姫様!女の子がそんなに走りまわって!ほら!着物に砂が付いてるじゃないですか!!…まったく!それから日向!あんたって子は…どんだけ姫様を危ない目にあわせるつもり?まったく、親の気持ちにもなってちょうだいっ!」
一息にすべてを言った先生は深呼吸してまだ続けようとしたところ日向に
「母さん…うるさい……」
と言われてしまった
{ちなみに先生は日向ママなのです}
「うるさいはないんじゃない?ねぇ、姫様」
「そーよ、日向っ。先生に謝んなさいって」
「あ、二人してずりぃ―!」
ぷっと三人で顔を見合わせて笑い出した