ダイスキ熱愛先生!~溺愛教師の不純!?な個人授業~
桐島の顔をジーッと見る。
……もしかして…

不思議そうな顔をしている桐島の目の前に立った。

「……先生?」

「ちょ、ちょっと失礼…」

怪訝な顔をする桐島をドギマギと見下ろしながら、その小さな額に手を当てた。


「………やっぱり!桐島、お前熱あるぞ!」

えっ?うそっ?と今度は桐島が自分の額に手を当てた。

「どおりで……身体が少しダルいと思った…」

「気付いてなかったのか!?…ったく、今日は大事をとってもう帰れ」


違和感の正体は桐島の体調だった。
なんだかいつもより動作がゆっくりで、声にも元気がなかった。

ずっと桐島を見てきた俺には、些細な変化でもすぐに気付く。


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