ダイスキ熱愛先生!~溺愛教師の不純!?な個人授業~
先程から心臓がバックバクとうるさい。

リビングのソファーに座り、軽く深呼吸する。

……今日、俺の理性はもつのだろうか。

連れて帰ればこうなることは予想できたが、まさかここまでとは…。
苦しむ姿にでさえ、煽られる。


ダメだ…。耐えろ、銀次。とにかく、今日は桐島の看病に徹しなければいけないんだ。



よしっ!気合いを入れ直し、立ち上がった。


足りないものを揃えるか!あいにく冷蔵庫には何もない。食料品を買いに行かないと…。


寝室の扉をノックし、ゆっくり開けた。

桐島は……眠っているようだ。
ちゃんと着替えて、制服は律儀にも畳んで床に置かれている。

それを拾い、ハンガーにかけてクローゼットにしまった。


「少しだけ、出てくるから。すぐ戻るからな」

もちろん眠っている桐島から返事はない。

1人にするには少し不安だったが、静かに眠っている今のうちに行ってきた方がいいだろう。


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