ダイスキ熱愛先生!~溺愛教師の不純!?な個人授業~
その後はなんとか落ち着きを取り戻し、ちゃんと桐島の卵粥を作った。

「我ながらいい出来だ…」

その出来映えに満足しながら、寝室に向かう。




「桐島?……起きて」

優しく呼び掛けると桐島は、ぅん……、と唸りながら目を覚ました。


「ほら、メシ作ったから。ちゃんと食って、薬飲んでからまた寝ろ」


もぞもぞと動きながら起き上がろうとする桐島を、一瞬ためらったが、手を差しのべて支え、ベッドに座らせた。


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