ダイスキ熱愛先生!~溺愛教師の不純!?な個人授業~
ゆっくり、ゆっくり食べさせているとようやく慣れ始め、少しずつこの状況を楽しめる余裕が出てきた。

桐島も最初のように間をあけることなく、口元に運べばすぐにパクっと食べてくれる。


こうして食べさせているとまるで雛に餌付けしている親鳥の気分だ。


……可愛いなぁ。
目を細め、満足しながら桐島を見つめる。


「うまいか?」

食べさせながら桐島に問うと、コクリと頷いてくれる。


あぁ……可愛い。

ジーンと胸が震える。出来るならお粥を取っ払って、ギュウッと抱き締めたい。

こんな可愛い桐島を独占していることが嬉しくてたまらない。


誰が見ても分かるほど、もう完全に桐島にメロメロだ。


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