ダイスキ熱愛先生!~溺愛教師の不純!?な個人授業~
「よし、…じゃあ行くか」
制服に着替えた桐島と一緒に玄関を出た。
桐島のお母さんは昼頃に帰ってくるみたいだが、もうすっかり体調も戻ったみたいだし、大丈夫だろう。
2人でエレベーターに乗り込むと、桐島が怪訝な表情になっている。
「先生…このマンションに1人で住んでるんですか?」
ギクリ、と身体が固まる。確かに、しがない男性教師がこんな高級マンション、しかも最上階に1人で住むなんておかしいだろう。
家族で住めるほど部屋数もあり、広い。
「……あ、あぁ。知り合いがこのマンションの持ち主でな、特別に格安で譲ってもらったんだ」
咄嗟にウソをついた。
知り合いっつーか、ここも三神グループが所有するマンションだ。
…つまり、うちのもの。
でも、今は俺が三神グループの御曹司だとは知られたくない。
絶対引かれてしまう。
ウソをついたことに少し胸が痛かったが、バレるわけにはいかなかった。
制服に着替えた桐島と一緒に玄関を出た。
桐島のお母さんは昼頃に帰ってくるみたいだが、もうすっかり体調も戻ったみたいだし、大丈夫だろう。
2人でエレベーターに乗り込むと、桐島が怪訝な表情になっている。
「先生…このマンションに1人で住んでるんですか?」
ギクリ、と身体が固まる。確かに、しがない男性教師がこんな高級マンション、しかも最上階に1人で住むなんておかしいだろう。
家族で住めるほど部屋数もあり、広い。
「……あ、あぁ。知り合いがこのマンションの持ち主でな、特別に格安で譲ってもらったんだ」
咄嗟にウソをついた。
知り合いっつーか、ここも三神グループが所有するマンションだ。
…つまり、うちのもの。
でも、今は俺が三神グループの御曹司だとは知られたくない。
絶対引かれてしまう。
ウソをついたことに少し胸が痛かったが、バレるわけにはいかなかった。