ダイスキ熱愛先生!~溺愛教師の不純!?な個人授業~
「すげぇなお前ら……」

ここまでくると違う生き物みてぇだ。
よかった、桐島がこんなんじゃなくて。
思わずまじまじと見てしまう。

「やだ〜!!見つめないでっ」
「カラオケ早く行こー♪」



……めんどくせ。

俺の腕を引っ張りながら、ギャーギャー騒ぐ女子生徒に一喝する。

「寄るな!触るな!行く訳ねぇだろ!」

おぞましいその群れからさっさと逃げ去り、職員室に避難した。



あー…疲れる…。

ぐったりしながらふと考えた。


……桐島は、誰かと遊んだり、息抜きしてたりするんだろうか。
夏休みも何処にも行ってないと言っていた。

桐島のことだから、ずっと勉強漬けの毎日な気がする…。


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