ダイスキ熱愛先生!~溺愛教師の不純!?な個人授業~
途中、砂が入るからと、2人とも靴を脱いで裸足になった。



「キャッ!!冷たーい!!」


波打ち際を歩きながら、桐島は足にかかる海水を楽しんでいる。
ようやく笑顔になったことに安心する。

ね!先生!とはしゃぎながらこちらを向く桐島に笑いかけた。



錯覚してしまう。
……まるで、恋人同士みたいだ。

できることなら、このまま桐島を抱き締めて、ずっと腕の中に閉じ込めておきたい――…。


波をパシャパシャ蹴って遊ぶ桐島を見つめながら、繋いだ手にギュッと力を込めた。


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