ダイスキ熱愛先生!~溺愛教師の不純!?な個人授業~
その声に振り向くと、スーツを着た若い男2人が立っていた。


「やっぱり!銀次さんだ!!」
「銀次さん!どうしてここに!?」



………ゲゲゲッ!!
ま、まずい!!こいつら…!!

咄嗟に桐島を背に隠した。


無視しようとしたが、完全に顔を見られている。


「…よ、よぉ…」

頬がピクっとひくつく。


こいつらは、俺の元部下。
つまり、教師になる約半年前までは同じ部署で働いていた仲間だ。


「銀次さん!日本にいたんですね!俺てっきり海外支社に行ったのかと思いましたよ!!連絡してくださいよ〜」

「そうですよ!急にいなくなるからビックリしましたよ!女子社員が泣いてますよ!」



「お、おいっ!!ちょっ、ちょっと待てお前ら!!」

…やめてくれっ!!桐島の前でこれ以上言うなっ!!


興奮してベラベラ喋っている後輩たちを蹴り飛ばしたくなった。


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