ダイスキ熱愛先生!~溺愛教師の不純!?な個人授業~
職員室に戻り、早速手帳に予定を書き込んだ。

書かなくても忘れるはずもないが、こうして桐島との予定で埋まることが嬉しい。

ニヤニヤと1人で不気味な笑みを浮かべていると、ガラガラッと勢いよく職員室の扉が開いた。



「銀ちゃーん!!」


この能天気な声は……。


「…よぉ、清川。……会いたかったぜ」


ゆっくり振り返ると、泥だらけのユニフォーム姿の清川がバタバタとこちらに近づいて来ていた。


「銀ちゃん!桐島の勉強終わった?」


明るい調子で聞いてくる清川に、ピキッと青筋が立つのが分かる。



「お前、俺に何か言うことねぇか?」


え〜?何〜?と清川は考えているが、とぼけているのか、本気で分からないのか、どちらにせよそのアホ面が妙に腹立たしかった。


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