ダイスキ熱愛先生!~溺愛教師の不純!?な個人授業~
「…なに、だぁ?……俺にはいっぱい彼女がいるそうだな?……ああ?」


眉間にしわを寄せ、その声に静かな怒りを含ませると、清川はギクリ、と身体を固まらせる。


「い、いや…!その!きっといるだろうなって、俺の予想で!だ、だって銀ちゃんカッコイイし、大人の男だし!!そ、それにさ…」


「てめぇ!ふざけんじゃねぇ!!」


清川の訳の分からない言い訳を遮り、ちょっと来い!と首根っこを掴んで職員室から引っ張り出す。


ごめんってば!と騒ぐ清川の声に、先生たちが何事かと注目していたが、そんなことは気にしなかった。


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