ダイスキ熱愛先生!~溺愛教師の不純!?な個人授業~
俺が桐島の恋に協力……?


「嫌だ」


「なっ…!だったらこの話は終わりです!!」


顔を赤くして完全に怒っている桐島に、最後に1つだけ!とお願いする。


「……そいつは、優しくて、大人の男なのか…?」

桐島が赤い顔のまま俺をジッと見る。

そして、少しだけ間を空けて、コクンと頷いた。



「……まじかよ…」

だったら俺でもいいじゃねぇか!!

そんな理不尽な考えが声に出てしまったようで、

「そいつなんてやめて俺を好きになれ」

気付けば桐島に言い放っていた。



「………はい?」

唖然としている桐島に、な!と後押しする。今さらあとには引けなかった。



「…ふ、ふざけないでください!!」


どうやら冗談と思っているのか、桐島はさらに赤い顔で怒る。


「ふざけてねぇよ」


いたって本気だが、その後は何を言っても相手にしてもらえなかった。


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