ダイスキ熱愛先生！～溺愛教師の不純!?な個人授業～

「よお」



「…え!?先生どうして……というか、今日体調悪くてお休みなんじゃ…それに、その顔のアザ…」

俺の声で我に返った桐島が若干パニックになりながら次々と疑問をぶつけてくる。


「…桐島」


その疑問に一つ一つ答える余裕は俺にはなく、小さく桐島の名を呼んで制した。


真っ直ぐ桐島の目を見つめると、桐島も口を閉ざし、じっと俺の目を見つめてくる。その視線に含まれた意味を探ることもできない。


束の間の静寂のあと、俺はゆっくりと口を開けた。




「…………好きなんだ」




「……………」




…しまった。

なるべく桐島を刺激しないように進めていこうとしたのに…。

桐島の姿を目にした途端、あれこれ言おうと考えていたことがすべて吹っ飛んでしまった。


桐島は突然の告白に眉を寄せ、訝しげな表情で俺を見つめていた。