ダイスキ熱愛先生!~溺愛教師の不純!?な個人授業~
どれくらい時間が経ったか、桐島はまだ言葉を発しない。
「……俺のこと、拒絶するほど嫌いになったか?」
改善の余地、もうねえのかな…。
桐島は黙って俯いたまま動かない。本人を目の前にして、はい、とは言えないのかもしれない。
「……俺は、桐島といる時間が、すげー楽しかった」
そして、桐島に聞こえないように、はぁ、と小さく息を吐いた。
「桐島……俺を見て?」
最後くらい、ちゃんと桐島の目を見て言いたい。
桐島は少しずつ顔を上げた。
もうすでに、泣きそうな顔になっている。
「教師としては、間違ってると思う………でも……」
一呼吸おいて、ゆらゆらと不安そうに揺れる桐島の目を、真っ直ぐ見つめた。
「桐島のことが、好きなんだ」
「……俺のこと、拒絶するほど嫌いになったか?」
改善の余地、もうねえのかな…。
桐島は黙って俯いたまま動かない。本人を目の前にして、はい、とは言えないのかもしれない。
「……俺は、桐島といる時間が、すげー楽しかった」
そして、桐島に聞こえないように、はぁ、と小さく息を吐いた。
「桐島……俺を見て?」
最後くらい、ちゃんと桐島の目を見て言いたい。
桐島は少しずつ顔を上げた。
もうすでに、泣きそうな顔になっている。
「教師としては、間違ってると思う………でも……」
一呼吸おいて、ゆらゆらと不安そうに揺れる桐島の目を、真っ直ぐ見つめた。
「桐島のことが、好きなんだ」