ダイスキ熱愛先生!~溺愛教師の不純!?な個人授業~
結衣に叱られてしまった…。

しょぼんと落ち込んでいる俺なんか気にもせず、結衣はサクサクと課題を進めている。

なんか…気持ちを伝える前とあまり変わらないような気がする…。

……つまらない。


課題を解いている間はすることがないので、目の前の結衣をじーっと見つめていた。


今日は髪を後ろで一つに結んでまとめている。

おかげで綺麗なうなじが丸見えだ…。無防備にさらけ出しているその首元に自然と目が惹きつけられる。
白くてきめ細かな肌…。すぐに痕がつきそうだ…。



ゴクッ…と思わず喉が鳴った。



やばい…。

いつかは結衣の全てが俺のものになるんだ…。

そう考えただけで、ドクドクと心臓が早打ち、顔が熱くなる。

うわ…どうしよ…。また抱き付きたくなってきた…。でもこれ以上怒らせたらさすがにまずい…。口をきいてくれない可能性がある。



俺がそんな不純なことばかり考えているなんて、目の前の結衣は露ほどにも思ってないだろう。

しかし、これでもまだまだ抑えているほうだ。俺の本領発揮はこれから。

徐々に慣れさせないとな…。これから苦労するであろう結衣の姿が目に浮かび、一人苦笑した。

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