ダイスキ熱愛先生!~溺愛教師の不純!?な個人授業~
女の子にとっては中年オヤジに抱きつかれただけでもそのショックは計り知れないだろう。


最悪な事態じゃなくて、心底安心した。
もし何かされていたら、アイツを意地でも見つけ出し、この世に復帰できないほどの制裁を与えるつもりだった。





20分程走らせたところで桐島の自宅に着いた。小さなアパートだ。

「お家の方は?」

何気なく聞くと、桐島は儚く微笑んで言った。

「…うち、母子家庭なんです。兄弟もいないので…」

「……そっか…。え?…じゃあ、家に1人きり!?」

はい、と彼女は微笑む。



「大丈夫か!?うちに来るか!?」

咄嗟に出た言葉に自分でも驚いた。


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