ダイスキ熱愛先生!~溺愛教師の不純!?な個人授業~
「そ、そういうわけじゃっ……!!」

穏やかじゃない俺の態度に結衣が困惑している。身体には触れていないが、緊張して固まっているのを感じた。


「あいつと何かあったからそんなに機嫌がいいんだろ?」

「違っ…!!」

「何があった?」

結衣の言葉なんて聞かないまま、思考は勝手に暴走していく。

そんな俺の理不尽な問いに、結衣はもう何も言うつもりもないのかゆっくりと俯いた。

怒っているのか、怯えているのか、睫毛が細かく震えている。


こんなことしたいわけじゃないのに、焦り、嫉妬、苛立ちから嫌な想像が膨らみ、自分をコントロールできない。



「結衣」


俯いたままでいる結衣の顎に手をかけ、こちらに向かせる。

不安そうに揺れる瞳が俺を捉えた。


「んっ!」

そのまま引き寄せられるように顔を近づけ、荒々しく唇を奪った。

一気に口内に舌を侵入させ、驚きで奥へと逃げていく結衣の舌を絡めとる。


結衣は身体を震わせながら、腕を押して俺から離れようとするが、その動きを封じるため、空いている方の手でその華奢な腰を抱き寄せた。


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