ダイスキ熱愛先生!~溺愛教師の不純!?な個人授業~
いざ、敵地へ
「相変わらずでけえ家…」
自分の実家ながら、いつ見ても馴染めない。
重厚な門を見上げながら、インターホンを押した。
『どちら様でしょうか?』
「俺、銀次」
『まあまあ!お待ちくださいませ』
そこで音声は切れ、自動で門がゆっくりと開き始めた。この家はセキュリティが厳しく、家族でさえも勝手に入ることができない。
妙な緊張感を抱えながら玄関まで続く道を歩いていると、前の方からワフワフと大型犬が勢いよく走ってきた。
おー来た来た…。
「よお、アルミ。元気だったか?」
わが家のアイドル犬、ゴールデンレトリバーのアルミだ。聞いての通り、もちろん親父が命名した。家族、というか兄弟皆でふざけんなと大反対したが、親父は譲らなかった。
ちなみに、絶対笑われるから結衣には言っていない。
クゥンクゥンと俺の足にすり寄ってくるアルミを久しぶりにかまってやっていると、ちょうど玄関から松井さんが出てきた。
自分の実家ながら、いつ見ても馴染めない。
重厚な門を見上げながら、インターホンを押した。
『どちら様でしょうか?』
「俺、銀次」
『まあまあ!お待ちくださいませ』
そこで音声は切れ、自動で門がゆっくりと開き始めた。この家はセキュリティが厳しく、家族でさえも勝手に入ることができない。
妙な緊張感を抱えながら玄関まで続く道を歩いていると、前の方からワフワフと大型犬が勢いよく走ってきた。
おー来た来た…。
「よお、アルミ。元気だったか?」
わが家のアイドル犬、ゴールデンレトリバーのアルミだ。聞いての通り、もちろん親父が命名した。家族、というか兄弟皆でふざけんなと大反対したが、親父は譲らなかった。
ちなみに、絶対笑われるから結衣には言っていない。
クゥンクゥンと俺の足にすり寄ってくるアルミを久しぶりにかまってやっていると、ちょうど玄関から松井さんが出てきた。