ダイスキ熱愛先生!~溺愛教師の不純!?な個人授業~
再び清川たちに顔を向けると、藤堂蘭子が帰ったからか、さらに勢いを増して質問責めをしてくる。

「やっぱりマジで彼女!?」

「いい返事って何!?結婚!?」

「この前のセクシーな彼女は別れたの!?」



「うるせえぇぇ!!!!」

もういい加減にしてくれよ!!

「いいか、よく聞け!お前らが考えてるようなことは一切ない!!無論彼女でもない!!ただの知り合いだ!!だから頼むから学校で余計なこと言いふらすんじゃねえぞ!!」

絶対に結衣の耳には入れたくない。

な?な?と1人1人に念を押すと、「分かってるって!!」と、何とも適当な返事が返ってきた。


「頼むぞお前ら…」

また沙織の時のように結衣に誤解されたらシャレにならない。

こいつらなんて何一つ信用できないが、願わずにはいられなかった。

「銀ちゃん、俺たち口はかたいぜ!!」

親指を立てニカッと笑って言う清川に「マジで頼む!!」と願をかけるかのようにお願いして帰りを見送った。


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