ダイスキ熱愛先生!~溺愛教師の不純!?な個人授業~
これは何か隠してるな…。

結衣の反応を見て確信した。結衣が曖昧に答えるのは何か言いにくいことがある時だ。

……でも何だ?


「言って。理由があるんだろ?」

「……えっと…」


俺がしつこいと結衣も分かっている。早々に観念して気まずそうに顔を上げた。その頬は若干赤く染まっている。


「だって先生…明日学校でいっぱい貰うでしょ…?だから…その前に、一番に渡したくて…」


とんでもなく恥ずかしいのか、結衣は真っ赤な顔で泣きそうになっている。
でも、泣きたいのはこっちだ。
こんなこと言われて嬉しくない男などいるはずがない。


「結衣…これ以上あまり俺を喜ばせるな…」

離れていた結衣に近付き、再びその身体を引き寄せ抱き締めた。


「我慢できなくなるから…」

「ちょっと…!!先生っ!?」


言いながら結衣の首筋に顔を埋め、その白い肌に唇を這わすと案の定結衣は慌て出した。


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