ダイスキ熱愛先生!~溺愛教師の不純!?な個人授業~

最終ラウンドの幕開け

「おはよー銀ちゃん!!」

「おう!!」



「銀ちゃん、おはよ〜!」

「おはよう!!」


自分でも分かりやすいと思う。

昨夜、結衣と一晩一緒に過ごしたことで、完全復活とまではいかないものの、今の俺を元気にさせるには充分だった。

上機嫌でキラキラと笑顔を振りまく俺に、何事かと怪訝な表情を向ける者もいれば、ポッと頬を染めている女子生徒もいる。



あぁ…なんて素晴らしい朝だ…。

寝起きの結衣はやはり壮絶に可愛かった…。あれはやみつきになるな。思わずそのまま押さえ込んで、襲ってしまいそうになった。

思い出すと、また心臓がギュッとわし掴みされる。


一晩中、腕の中から離しはしなかったものの、もちろん、約束通り一切手は出していない。しかし、飢えていた心はかなり満たされた。


できることなら、毎日一緒に眠って、同じベッドで朝を迎えたい。

いつになったらそれが実現するだろうか…。


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