ダイスキ熱愛先生!~溺愛教師の不純!?な個人授業~
何も考えられなかった。

…いや、正確に言うと、桐島の事しか考えられなかった。

桐島のことを思い出すと、またカーーッと顔が赤くなり、身体が熱くなる。



「マジかよ……マジかよ俺!!」


彼女がいたことは、もちろんある。
しかし、それは遊ぶために、だ。
それなりに気に入っていたが、好きになったことなんてない。
彼女一筋、と言う奴の言葉が信じられなかったくらいだ。
だから、付き合っても長続きなんてしたことない。



そんな俺が、まさか…まさか…恋に落ちたなんて…。

しかも相手は生徒……。10代の女子校生……


「まずい!!まずすぎる!!」


ホテルのベッドの上で1人頭を抱えて暴れまくった。


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