ダイスキ熱愛先生!~溺愛教師の不純!?な個人授業~
昼休憩が終わり、いよいよ、ウチのクラスの授業が始まる…。


はやる気持ちを抑えられず、チャイムが鳴る前に教室に来てしまった。


「あれ〜?銀ちゃん今日早くない?」

女子生徒たちがわらわらと集まって言う。


「…おぉ!…お前らの顔が早く見たかったんだよ」

桐島の、だけど。


「やだぁ〜もう銀ちゃんたらっ!」

キャッキャッとはしゃぐ女子たちに、ハハハ…、と乾いた笑いを向ける。


彼女たちを適当に流しながら、桐島の席を見た。

何やら読書をしているのか、1人静かに本を開いていた。


胸が高鳴るのが分かる。何でもないその姿がとても眩しく見えた。


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