ダイスキ熱愛先生!~溺愛教師の不純!?な個人授業~
生徒たちの様子を見ながら歩いていく。

鼓動が次第に早くなる。次は桐島の席の横を通るからだ。

ゆっくり、ゆっくり近付いていく…。もう少しだ…。

ドクッ…ドクッ…ドクッ…
…心臓がうるさい。横を通ったら止まんじゃねぇかコレ?



いよいよだ……。ゆっくり歩き、隣に並んだその時、足がピタリと止まった。


……あれ?何で動かない?
おい!足っ!動けっ!!

突然動かなくなった自分の身体に慌てる。

ひ、冷や汗が出る……。


動揺を表に出さず、思いっきり足をつねるとようやく動きだした。


まさか固まるとは…。俺マジで大丈夫か…?

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