ダイスキ熱愛先生！～溺愛教師の不純!?な個人授業～

授業を終え、さっきの失態を反省しながら教室を出る。

もう教師やってく自信ねぇ…、と考えながら廊下をトボトボと歩いていると、

｢先生｣

後ろから女子生徒の声がした。


俺か？そう思って振り返ると、教科書を持った桐島がいた。


うわぁぁ!!

不意打ちでビックリし、ドサドサっと持ってた荷物が落ちた。

慌てて拾うと、桐島も大丈夫ですか!?と手伝ってくれる。

｢はい、どうぞ｣
落ちたプリント類を桐島が拾ってくれた。

｢あ、あぁ…悪いな…｣


受け取る時、少し手が触れた。
心臓がバクバクなり、触れた部分が熱を持つ。