ダイスキ熱愛先生!~溺愛教師の不純!?な個人授業~
今日の予定だった勉強は順調に終えた。


ありがとうございました、と桐島は勉強道具を片付けている。


…会話するには今がチャンスだ。

「なぁ、桐島。何で大学に進学したいんだ?」

当たり障りのない質問から入る。

「そうですねぇ…。単純ですけど、もっと勉強したいんです。苦手だから三神先生に迷惑かけてますけど…英語が好きで。もっと知りたいな、って」

桐島がハニカミながら言う。

…抱き締めたくなるくらい、めちゃくちゃ可愛い。


「…俺も一緒。だから、アメリカの大学に行った」

これは本当のこと。海外で本格的に学びたかった。


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