ダイスキ熱愛先生!~溺愛教師の不純!?な個人授業~
結局、桐島には何のアプローチもしていない。
また暴走してしまうことにビビって、あまり会話をしないようにした。


……情けねぇな、俺。

勉強道具を片付けている桐島をボーッと見る。


と、突然桐島が顔を上げた。
「あ、そうだ。先生?来週から文化祭の準備があって放課後忙しくなると思うんで……準備が終わったあとに来てもいいですか?」


…あぁビビった。来週からしばらく中断されるのかと思った。


「…あ、あぁ。構わないよ。
……待ってるから」

後半のセリフはちょっと意味深に言ってみた。
効かなかったけど。


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