ダイスキ熱愛先生!~溺愛教師の不純!?な個人授業~

晴れたり曇ったり

「三神先生、何かいいことでもあったんです?」

大場先生が興味深そうに聞いてくる。

「ええ」

普段なら例えあったとしても、別になにも、と答えるところだが、ニッコリと笑って答えた。

なんてったって隠せないのだから。


そう。
最近俺はすこぶる機嫌がいい。幸せすぎて、そこら中に笑顔を振りまいてしまう。


その原因は間違いなく桐島だ。あれから約束通り、対策勉強のあとは桐島を送り届けている。

桐島もしつこい俺に諦めたらしく、今では大人しくなった。

そのため、一緒にいる時間も増え、最初に比べて会話も弾み、桐島も徐々に心を開いているのが分かるのだ。



……よしよし、流れは完全に俺の方に向いている。



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