一生に一度の初恋

「はい。
よろしくお願いします、黒嶋先輩…」


「蓮王でいい。」


「え、蓮王先輩?」


「先輩はいらない。」


「…蓮王。」


「ん。」


俺は、來葉の頭を少し乱暴に撫でた。




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