一生に一度の初恋

「來葉…。
何かずっと暗い顔してたからさ。
…ま、どうせ、隣に女が居なかったからだろう?」


ゔ…お見通しだぁ…


「俺…相談とかのるから。
一人で悩むなよ。
絶対…」


嵐士は…

今度は悲しそうにあたしを見つめる。


「うん…ありがと。」


あたしは微笑んだ。


< 30 / 69 >

この作品をシェア

pagetop