一生に一度の初恋

男の子に「可愛い」なんて言われたの初めてだし…


「2人がカッコイイからだよ…」

あたしは俯きながら言った。


「…もう~♪
くうちゃんたら~♪
照れちゃうよ~♪」

斗哉くんは言われ慣れている様でニコニコしてる。


「え…嵐士…?」


「ばっ!…おま…
こっち見んなッ!」


嘘…嵐士真っ赤だ…

耳まで真っ赤…


「嵐士はそういう事に免疫ないんだよ~♪
嵐士の照れ屋さ~ん♪」


斗哉くんは楽しそうに嵐士をおちょくる。



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