一生に一度の初恋

あたし達は番号とメアドを交換して、教室へ戻った。

「嵐士~」

「來葉~」


教室に入ると同時に、嵐士は、斗哉くんに抱き付かれていた。

あたしは、郁恋に抱き付かれていた。


「「心配したよ~」」


斗哉くんと郁恋は見事にハモった。


あたしは思わず噴出した。


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