Change@Me
そんな幼なじみの姿に苦笑しながらも
そっかー
と受け流す
あたしの反応に
祐希はつまらなそうだ
ま、これが
大人の余裕ってやつー?(笑)
『光は
なにしてたのー?
なんかぼーっとしてたけど』
いつの間にか祐希は
あたしの横に座って
聞いてきた
『ん?ん~』
あれから学校も終わり帰宅したあたしは
暇潰しのため
近くの河原にきていた
そーいえば
あたし何考えてたんだっけ?
祐希の質問に
改めて考えさせられる
てか祐希がびっくりさせた
衝撃で
忘れちゃったんだよね
まあ馬鹿にされるから本人には
言わないけどさ
適当にごまかすか
なんて思う
『乙女の秘密~☆』
頭をぐるぐると回る
考えを停止させ祐希に言うと
『忘れたのね。』
祐希は呆れた顔で呟いた
ぬっ?
心を見透かされ呆然とする
あたしに祐希は
図星かよっと笑った