ふぁーすと・らぶは永遠に。
「…な。愛?」
目の前にはまだユニフォームを着たままの舜の顔。
…うわ。ボーッとしてた。
「何間抜け面してんの。」
「う、ん。ごめん。」
「どーした?何か変じゃね?」
立ち上がらないあたしを不思議に思ったか、舜はあたしの隣に腰を下ろした。
舜のせいだよ、なんて言えるはずもなく。
「んーん!何でもないし!かーえろーっと!」
「…なあ。答えれないさ、理由でもあんの?」
あたしの言葉を遮るように、そしてまた悟すように舜は尋ねた。